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欧米人の森のイメージ

恋人と人狼 にハマって遊んでるんだけど、よく人狼の話題になるもんだから色々調べてるんだ。
人狼というのはいわゆるワー・ウルフ 、狼男の事だけど、森に住んでるイメージがあるよね。
森といえば童話『ヘンゼルとグレーテル』や映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』などでも魔女が住んでるイメージだし(魔女が悪魔と乱交をするサバトも森で行われる)、『赤ずきん』では狼 が住んでいる。
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どうも、ヨーロッパでは森に対する恐怖感が日本人よりも強いのではないか?と思って調べてみたんだ。
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英語圏の怪談 ホラー&ミステリー
http://www.eigotown.com/culture/special/backnumber01/special_2001080100_p1.shtml#03

満月の夜、人間から狼の姿に変身し、四つ足で歩いて家畜などの生肉を食べるという狼男(人狼)。16世紀~17世紀初めにかけてのヨーロッパでは、四つん這いになって狼に似た鳴き声でうめくという症状を発症した人や、狼男に襲われたという事例が約3万件も報告されている。中世ヨーロッパで行なわれた「魔女狩り」は有名だが、同様に「狼男狩り」もさかんに行なわれ、大勢の人が処刑されたという。
ギリシャの歴史家ヘロドトスは著作『歴史』の中で、「黒海の北にネウロイと呼ばれる民(スラブの一部族)が住んでおり、彼らは年に一度狼に変身し、それからまたもとの姿に戻る」と書き記している。スラブ世界には人狼伝説が数多く残されており、ネウロイ人は狼をトーテム(氏族などの共同体が、自らの存在の起源とみなす動物や植物)として崇拝し、自分たちを狼と同族であると考えていた。彼らの祭祀では、参加者は狼の毛皮を身にまとい、狼の仮面 をかぶったという。スラブの民間伝承では、狼男は死後に吸血鬼になると信じられていたため、吸血鬼と狼男を切り離さずに同一視することもあるようだ。セルビアには、神が人間を創造したのを真似て、悪魔が創り出したのが狼男だという伝説も残されている。
古代ヨーロッパの先住民族ケルト人の間でも、狼男の伝承が残されている。当時、森は人間が足を踏み入れるには恐ろしい場所とされていて、人間は森を避けて生活しなければならなかった。ある村では毎年男をひとり選び出し、湖を泳がせて対岸の森に渡らせるという神事を行なっていた。男は対岸へ渡った時点で狼男となり、深い森でしばらくの間生活する。そして、森の生活で得たさまざまな力を村人たちに伝えるために、再び湖を泳いで村へ帰ってきたのだという。ケルト人は、狼男を「普通 の人間には到底無理な森での生活を可能にする力を身につけた存在」と考えていたのだ。


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北欧神話にはウールヴヘジンという戦士たちが登場する。
「狼(ulfr)の上衣(hedinn)を着た者」という意味で、オーディンの力を借りて狼のように戦うんだ。
同じく北欧神話に登場するベルセルク(バーサーカー)は「熊 (ber)の毛皮(serkr)を着た者」だけど、同等、もしくは同一の存在とされているんだ(トールキンの『ホビットの冒険』にもビヨルンという、ベルセルクから着想を得たキャラクターが登場する)。
北欧の「ウールヴヘジン」が東ヨーロッパの「ワー・ウルフ(werewolf)」の元になった、もしくはイメージに関与した、と考えられているんだよ。
人狼はライカンスロープ(Lycanthrope)とも言うけど、これは病気として紹介されたり(人狼に噛まれる事で伝染する)、悪魔によって獣人化させられているのだ、という考えもあったみたい(リカントロープとも読むよ。ドラクエのリカントの元ネタでもあるんだ)。

オイラの中でケルトといえばドルイドだけど、やはりドルイドもアニミズム崇拝で森と関係している。
キリスト教の伝来によって他宗教は弾圧の憂き目にあったけど、ドルイドもその例に漏れず、悪魔を崇拝する異端として弾圧されたんだ。
魔女も元来自然崇拝者で、異端者として迫害を受けた(中にはその容疑を擦り付けられて無理やり処刑された人もいるけど、大元はこっち)。
箒に乗って空を飛び、森の奥で集会(サバト)を開いて全裸で悪魔と交わるとされたんだよ。

日本の国土は狭く、森の規模もヨーロッパのそれと比べると遥かに小さい。
ヨーロッパの森は広大かつ熊や狼などの危険な肉食獣が徘徊していて、死に繋がる危険性が高かったんだろうね。
だから、我々が抱く森に対するイメージよりも恐怖感が強いんじゃないかな。
そこに加えて、一神教であるキリスト教からしてみたら多神教やアニミズムは悪魔の教えだから、やはりそのイメージが強い森は恐怖の対象になったんだろうねぇ。

そんな森に住んでるエルフも人間から畏怖の対象として見られるのは、何か納得がいくよね。
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