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魔女

witchは「魔女」と訳される事がほとんどだけど、「男の魔女」もいたんだ(日本語的にはおかしな表現だけど…)。呪術医をwitch doctorとも言うしね。男の魔女を区別してwarlockと呼ぶよ。

ヨーロッパの土着信仰も、キリスト教によって邪教として弾圧されたんだけど、こうした経緯から土着の呪術師である魔女たちは悪役のイメージが強いんだ。ウォーロックも妖術師みたいな悪いイメージだしね。
悪魔崇拝者で、大釜を使って怪しげな秘薬を作り、ホウキにまたがって空を飛び、サバトという集会で悪魔たちと乱交に及ぶ、とされてしまった。
大抵、黒いローブに身を包んだワシ鼻の醜い老婆として描かれる事が多いよね。

伝説では、魔女は森の奥深くに暮らしており、人狼と共に恐怖の対象として畏怖されてきたんだ。
中には『シンデレラ』の魔女のように善良な魔女もいるけど、ほとんどの魔女は『眠れる森の美女』に登場する魔女のように毒薬を使うイメージなんだよね。

日本では角野栄子『魔女の宅急便』のような、若くて善良な魔女も描かれる事が多いから、魔女のイメージはだいぶ変わってきた(新米魔女とお供の魔女猫が困ってる人々の手伝いをするという『ウィッチクエストRPG』というTRPG が作られたくらいだ)けど、欧米では魔女は反キリストという恐怖の対象なんだ。
魔女の宅急便 (福音館創作童話シリーズ)魔女の宅急便 (福音館創作童話シリーズ)
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カードゲームの人狼でも、任意の人物を一人生き返らせたり、殺したり出来る特殊能力者として描かれているよ(最も、この魔女は人狼側の勢力では無く、村人側の勢力なんだけど)。
映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』も、ホラー作品として扱われている。
ちなみに、アニメ『楽しいムーミン一家』に登場するクラリッサとその孫娘アリサは善良な魔女だけど、これは原作には登場しない日本のアニメのオリジナルキャラクターなんだ。

こうした恐れから、魔女狩りが行われた訳だけど、殆ど言いがかり的な理由だったようだね。何の罪も無い人々が「魔法を使った」というかどで、処刑されていったんだ。あの聖女ジャンヌ・ダルクも、姦計により魔女として処刑されたんだから。
カードゲームの人狼は、狼男狩りのこうした側面を如実に再現しているゲームでもあると思う。想像以上に人は印象で善悪を決めていて、冤罪で殺されてしまう村人プレイヤーは多いんだ。集団ヒステリーに陥っていたら、なおさら冷静な判断は出来なかっただろうし、下手に庇えば自分も疑われる、というジレンマもあっただろうしね。
怖い時代だよ。

TRPGでは従来のイメージの魔女が登場するのはほとんど無い。
魔法を使う女性キャラクターが魔女と呼ばれる事があるくらいだ(『ロードス島戦記』に登場する灰色の魔女カーラは古代王国時代の魔術師だよ)。
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