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世界樹の迷宮V 長き神話の果て

従来のシリーズとは世界観を一新した作品。
キャラクターに「種族」の概念が追加され、人間の様な「アースラン」族、エルフの様な「ルナリア」族、獣人の様な「セリアン」族、ホビットの様な「ブラニー」族の四種族の中から選んでキャラクターを作成するよ。
と、言っても種族によって就ける職業が決まってるから、ブラニーだけのパーティというのは序盤は止めておいた方が良さそうだ。

アースラン族は軽戦士の「フェンサー」、竜騎兵の「ドラグーン」、拳闘士の「セスタス」、死神「リーパー」の四つの職業が選べる。
ルナリア族は魔法使いの「ウォーロック」、死霊召喚師の「ネクロマンサー」、セリアン族は武人「マスラオ」か猟師の「ハウンド」、ブラニー族は薬草師の「ハーバリスト」、精霊使いの「シャーマン」とそれぞれ二つの職業から選べるんだよ。
従来のシリーズには「魔法」や「アンデッド」という存在が無かったから、だいぶ雰囲気が王道ファンタジーっぽくなったよね。

冒険の途中、様々なイベントがあるんだけど、成功しても失敗しても経験値が貰えるから嬉しい。
ニンテンドー3DSを持ってる人は是非、遊んで欲しい一本だよ!
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世界樹の迷宮Ⅳ 伝承の巨神

アトラスの3DダンジョンRPG『世界樹の迷宮』シリーズの最新作。
ゲーム機をニンテンドーDSからニンテンドー3DSに移して、より美しい画面での冒険が楽しめるようになったよ。
前作までは一つの迷宮を冒険していたけど、今回はフィールド内にある幾つかの小迷宮とメイン迷宮を探索して謎に迫っていくんだ。
また、操作性が遥かに向上していて非常に遊び易くなっているんだ。前作までは搭載されていなかった初心者向けの「カジュアルモード」もあるから、初めてこのシリーズを遊ぶ人は是非、今作から遊んでみて欲しい。
ニンテンドーeショップで体験版を無料ダウンロードして遊ぶ事も出来るよ!

Sorcerer

最近、iPhoneの無料アプリ『Sorcerer』シリーズにハマってる。
何と、このアプリゲームは『Wizardry』とほぼ同じなんだ。
ワイヤーフレームの迷宮といい、Apple II版っぽいモンスター・グラフィックといい、懐かしい感じで往年のRPGファンには堪らないよ!

http://itunes.apple.com/jp/app/sorcerer-1/id302868980?mt=8 #iTunes

酔いどれD&Dリプレイ Episode 3 ~森の魔法使い~

 さて、更に前回からのつづき。

 吊り橋を切断され、進路変更を余儀なくされたパーティは、ゴブリンたちの奇襲をかわし、2回目のキャンプを行った。



【冒険者たち、昏睡する事】

DM:君たちが交代で夜営していると、5匹のゴブリンを伴った1人の男が近づいてくるのが見えるよ。男はマントを羽織っていて…。

マディ・ラット:下は全裸、と。

バビー:何ぃ?ならば俺もガバッ!とマントを脱いで裸体を見せるぞ!

DM:残念!下にはちゃんとローブを着ているよ。

アルフレッド:何が残念なんだよ(笑)。

フリージア:男はマジック・ユーザー?

DM:そのようだね。男は「昨日はウチのゴブリンどもが世話になったな。積荷を寄越せば、命だけは助けてやってもいい」と言う。

アルフレッド:積荷ったって、食べ物ばかりじゃないか。まさか、他の何かが隠されていたのか?

DM:俺はまさしくその食料品と飲み物に用があるのだ!

アルフレッド:なーんだ、物乞いか。

DM:違ーう!森の中での暮らしだと、いつも似たようなものばかりで飽きちゃうの!

マディ・ラット:何という低次元な理由…。

DM:もとい!俺の可愛いゴブリンと狼たちをよくも殺してくれたな!

マディ・ラット:狼の毛皮は高く売れたし、肉は燻製にして食料の足しにさせて貰ってます。ありがとうございました。…あ、良かったら狼肉の燻製、食べます?

DM:貴様ら~!許さ~ん!

フリージア:火に油を注いじゃったみたいね。

DM:男とゴブリンは戦う構えを見せているよ。

アルフレッド:眠っている仲間を叩き起こして臨戦態勢に突入じゃ~!

DM:じゃあ、立ち位置を決めよう。



 フィギュアを並べて位置関係を把握するのは、かなり有効だ。口頭だと、離れた敵に近接戦闘をしたり、仲間や遮蔽物の向こうの敵を普通に攻撃出来たりしてしまうからね。目に見えて位置が把握出来た方が望ましいんだ。気分も盛り上がるしね。



DM:よし、それじゃイニシアチブだ。こっちは4。

フリージア:こっちも4。

DM:と、言う事は同時に行動が起こる訳だね。じゃあ、そちらからどうぞ。

フリージア:「スリープ」を使います。

DM:このスリープが発動するのは、相手の行動を処理した後だから、こちら側も行動するからね、と。(コロコロ…)全員寝たなぁ。

オックス:俺はバッソでマジック・ユーザーに斬り掛かる!15!

DM:当たってるねぇ。ダメージは?

オックス:7!

DM:7発!?…そりゃあ、死んだなぁ。

アルフレッド:マジック・ユーザーだもんなぁ。



 こうして順番に処理をしていき、マスター側も行動を処理していった。もちろん、マジック・ユーザーは「スリープ」を使ってみんなを眠らせたんだけど…。



DM:男の「スリープ」の呪文が完成したと同時に、オックスに切り殺された訳やね。うん、絵的に美しい。

ゴーダ:「スリープ」の効果はどのくらい続くのでしょうか?

DM:ちょっと待ってね。えいっ(コロコロ…)、君たちが起きるのはこれから11ターン後。ゴブリンたちは10ターン後に目覚める。

マディ・ラット:確か『D&D』の1ターンは30分だから…。

DM:ゴブリンたちは5時間後、君たちは5時間半後に目が覚める。夜明け頃に遭遇したから、目が覚める頃にはもうすっかり明るくなっているよ。ゴブリンたちは目を覚ますと、ボスが倒れて死んでいるのを見て、「何かすげーヤバそうだから帰ろうぜ」、「あ~、腹減ったな~」と帰って行く。30分後、君たちは目覚める。

アルフレッド:うーん、清々しい目覚めだ。

マディ・ラット:朝起きたら、血塗れの男の死体が転がっていた、と。事件だ!

アルフレッド:わかったぞ!犯人は…この中にいる!

DM:犯人も何も、昨夜オックスが斬り殺したんじゃないか。

オックス:斬ったところまでは覚えているんだが、気がついたら寝てしまっていたようだ。

DM:うーん、不可解。って、オーイ!違うよなー?戦って寝ちゃったんだよなー?

フリージア:まぁ、何はともあれ、死体を漁ります。

アルフレッド:身分証明になるようなものが見つかるかも知れないし。

DM:そんなものは無い。見つかったのはスクロールが2本。「マジック・ミサイル(魔法の矢)」と「アンデッド・プロクション」だ。

バビー:俺は杖が欲しいな。何か持ってるでしょ?マジック・ユーザーなんだから。

DM:えー?杖ー?うーん、杖ってか、ワンド(魔女が持ってるような棒杖)が見つかった事にしようか。

バビー:よっしゃ!



 DMは焦っていた。実はこの後、ドラゴンを出して戦わせたかったのだが、なかなか思うようにプレイヤー・キャラクターを誘導出来ず、宝の出し様が無いので、レベル・アップが出来ないでいた。かといって、無闇に財宝を持ち歩いているのも不自然なので、リアリティのありそうな品物を大放出する事にしたのだが…。



DM:「エネミー・ディテクション・ワンド(索敵の棒杖)」ー!!!!!

バビー:何それ?

DM:これを使うと、60フィート(約18メートル)以内にいる全ての敵対心を持った存在が、まるで燃えているかのように輝いて見えるマジック・アイテムだよ。

バビー:何回使えるの?

DM:(ルールに載ってないぜ!)えーと、…一日一回だね。

バビー:じゃあ、何回使ってもいい訳だ。

DM:うん、そうなるね(しまった、一回だけにしておけばよかった…)。



 経験点を与える為に出すアイテム(売却時の値段分の経験点を与える用)は、一回だけの使い切りの方が都合がいい。お金や宝石だと莫大な金額になっちゃうし、便利過ぎるアイテムは満足感が強過ぎて、どちらを与えてもいずれ冒険する意欲が無くなっちゃうからなんだ。



【目的の村に到着の事】

DM:よし、それじゃ商人たちは野営の準備を片付ける。君たちを乗せた馬車は夕方頃に目的の村に着くよ。畑や厩舎、民家がちらほらと見える、牧歌的な田園風景だ。馬車は大きな旅籠まで来ると、商人たちは君たちを労う。「いやー、おかげで助かりました。少ないですが、これはお礼です」と、約束の報酬金貨50枚ずつを渡してくれるよ。

全員:やった!

DM:もちろん、金額分とさっきの戦闘で得た分の経験点を増やしておいてね。さすがにまだレベルアップはしてないよね?

全員:まだ。

DM:(このままドラゴンをぶつける訳にはいかない。もう一仕事やってもらわないと。そうだ)エルフとマジック・ユーザーはスクロールを手に入れていたよね?

バビー:4つくらいあった気がする。

フリージア:このスクロールは読んだら消えますか?

DM:うんにゃ、二人でまわし読み出来る。

アルフレッド:確か『D&D』の何かのリプレイで、禁断の呪文書移し合いってあったよな。

DM:魔法のプロテクトが掛かっていなければ、普通の巻物なんじゃないかな?『リード・マジック』の呪文を読まなければ読めないってだけで。まぁ、そこでだ。とりあえずお二方は呪文を覚えたいよね?

バビー:そりゃ、まぁ。

DM:よし。商人は君たちに「では、この旅籠で泊まって下さい。酒代はもちますんで」と言って、品物を商店まで売りに出掛けてしまうよ。

アルフレッド:よーし、飲むぞ~!

オックス:酒だ、酒だ。

フリージア:「アンデッド・プロクション」って覚えられますか?

DM:あ、それは覚えられないの。そいつは、ペラリと広げると発動する魔法が込められた、そうだなぁ、『三枚のお札』的な使い切りアイテムなのよ。



 スクロール(巻物)には、様々な種類がある。例えば、魔法の呪文が書かれた「読んで覚える」タイプ。それから、宝物の在り処などが描かれた「地図」、そして「広げると魔法の力が解放されて効果を発揮する」タイプなどがあるんだ。



マディ・ラット:覚えた呪文のスクロールは売れますか?

DM:こんなド田舎じゃ需要無いだろうし、ちょっと難しいかもね。それに、覚えるとなると三日くらいは時間がかかるんじゃ無いかな?

マディ・ラット:あ、でも、僕らをここまで乗せてきた商人さんたちなら買ってくれそうですよね。

DM:ああ、そうか。そうだね。

マディ・ラット:じゃあ、覚えた端から売ってしまえばいいんじゃないですか?

DM:わかった。そうしよう。



 DMは押しが弱い。



ゴーダ:ところで、噂話なんかは、何か聞けないですかねぇ?

DM:そうだなぁ。じゃあ、一人一回、6面ダイスを振ってくれ。



 どんな噂話を収集出来たかどうかまでサイコロで決める必要は無いんだけど、TRPGはダイスを振る楽しみもあるから、たまにはプレイヤーの「ゲームやってる感」を出す為にも、サイコロを振って貰うというのは有効だと思う。



DM:旅籠の酒場では、「最近、田畑が荒らされて困っている」、「村長の羊が盗まれた」、「村の自警団の若者たちが略奪者を捕まえようと見張りをしていたところ、返り討ちにあった」といった最新トピックスが聞けたよ。

アルフレッド:うーん、またしても食べ物目当てか。あいつらかな?

DM:そいつはどうかな?

ゴーダ:襲撃者の特徴は?

DM:小さな人間型だったそうだ。

アルフレッド:怪しいなぁ。あいつらっぽいなぁ。



 果たして、田畑を荒らし、羊を攫っていったのは、何処のどいつなのか?あいつら(ゴブリンたち)の容疑は晴れるのか?



 つづく。

酔いどれD&Dリプレイ Episode 2 ~切れた吊り橋~

 前回からのつづきだよ。

 狼にまたがって颯爽と現れた我らがゴブリン・ライダーズは、フリージアの放った「スリープ」の呪文を喰らって哀れ深い眠りに落ちたのだった。



【冒険者たち、戦果を上げる事】

フリージア:どんなドロップ品があるのかな?

DM:まぁ、このゴブリンたちは斥候が目的だったから、錆びたロクなもの持ってないと思うけど…(とダイスを振る)、懐の財布に27枚のエレクトラム貨と、…あれ?何故か2本のスクロールを持っていた。

フリージア:何のスクロールですか?

DM:えっとね、「ホールド・ポータル(扉を魔法の力で施錠する)」と「リード・マジック(魔法語で書かれた書物を読む)」だよ。

フリージア:売れますか?

DM:(え~?スクロールって幾らで売り買いしてるの?そんなルール無いよ~?)ん~、一本あたり金貨500枚ってところかな?

バビー:じゃあ、俺とリーダー(フリージア)で呪文覚えたら売っちまおう。

マディ・ラット:ゴブリンどもはロープで縛ったけど、狼はどうしよう?解体して毛皮は商人たちに売りつけて、肉は調理して喰っちまおうか。

アルフレッド:ゴブリンどもは、ワシがバトル・アックスの錆にしてくれる!

DM:(くそ~、こいつら情報を聞き出したりしないのかよ!)まぁ、好きにしなよ。

アルフレッド:ワシは星の数ほどのゴブリンの首を刎ねてきたんじゃ~!スポーン!スポーン!

DM:ゴブリンたちの首はゴロゴロゴロッと転がった。

バビー:あー、全部殺しちゃったのかー。

DM:(もう遅いよ)…。

マディ・ラット:狼の皮を剥いで内臓を抜いて、肉を骨から切り外して、と。…あ、マスター、皮は幾らで買い取って貰えるの?

DM:(そんなルール無いぜ!)う、う~ん、(とダイスを振る)じゃあ、敷物にも使えるだろうから、一枚あたり金貨10枚で売れる事にしようか(ちょっと高かったかなー?)。

フリージア:おおー。

マディ・ラット:金になるなー。

DM:(しまったー。もっと安くすりゃー良かった…)じゃあ、夜が明けて商人たちが起きてくるよ。「ひぇっ、旦那がた、この血痕は…」

アルフレッド:なに、ゴブリンどもと狼が現れたんだが、退治してやったのさ。

マディ・ラット:狼はバラしてこの通り。ついては毛皮を買い取って欲しいんだが。

DM:…はぁ、ありがとうございますー。いやー、旦那がたは頼りになるなー。



 TRPGは思いついた常識的な行動は何でも出来るから(さすがに魔法も使わずに「空を自由に飛びたいな」みたいのは無理)、ルールに載ってない行動を取りたがるプレイヤーも当然出てくるものだ。
 あんまり酷い内容ならば、無視したりペナルティを架してもいいけど、面白いと思えばどんどん乗っていくのもアリだよ。
 そんなときはガチガチにルールに縛られずに、その場でそれらしいオリジナル・ルールをでっち上げればいいのさ。
 まぁ、ゲームバランスが崩壊しない範囲でやる、ってのが大前提だけどね。



DM:よし、それじゃあ商談も成立したし、馬車は再び村を目指す。あっ、そうだ。倒したゴブリン・ライダーズと、さっき得たお宝は金貨分に換算したのを人数で割った分、経験点としてもらってくれい。もっとも、まだまだレベルアップにはほど遠いだろうけどね。+5%、+10%の特典がある人は、特典分も加算してね。



 経験点はモンスターを退治したり、財宝を手に入れる事で入ってくる。財宝分の経験点は、財宝の値段を金貨に換算した金額分の点数が入る。
 モンスターを退治して入る経験点はスズメの涙程度だから、基本的にレベルアップするには、ガッポリ稼がないとならないのだ。
 だからといって、お金で渡し過ぎても冒険する意欲が無くなるし、強力過ぎるアイテムを渡してもゲーム・バランスが悪くなる。
 DMとしては、プレイヤー・キャラクターは「生かさず、殺さず」ってバランスが好ましいのだよ。



【一難去ってまた一難の事】

DM:さて、村まで続く道を進んでいくと、前方に河が現れる。この河には吊り橋が架かっていたんだけど、切れてしまっているよ。

オックス:マスター、泳いで渡る事は出来るかな?

DM:断崖絶壁の下を河が流れている感じだから、泳いで渡るには下まで降りる手立てを講じなければならない。

ゴーダ:吊り橋はどう切れてるんですか?

DM:手前から切れてるから、向こう側にブラーンと垂れ下がっているよ。

フリージア:という事は、こちら側にも吊り橋の根元は残ってる訳ですよね?ロープは自然と切れてますか?それとも、切断されていますか?

DM:(むむむ、読まれている)刃物で切断したような断面だねぇ。

マディ・ラット:昨夜のヤツらの仲間が妨害してるのかな?マスター、河はずっと続いてますか?

DM:うん。南北に伸びている。ちなみに、商人たちは北に頑丈な石橋があるから、そちらから迂回しよう、と言っているよ。

バビー:でも、北にはドラゴンが出るって言うからなぁ。南から迂回出来ないかな?

DM:南に5日ほど進めばルートはあるんだけど、積荷には食料品や飲料が多いから、出来るだけ早く村に着きたいんだ。北ならば半日のロスで済むんだよね。

アルフレッド:じゃあ、北でいいんじゃね?

フリージア:じゃあ、北で。

マディ・ラット:リーダーがそう言うなら。

DM:じゃあ、北でいいかな?君たちが再び馬車に乗り込むと、馬車は北を目指す。ガタゴトと揺られていくと、夕方頃に前方に架かる石橋が見えてくる。馬車はそのまま石橋を渡るが、中程まで来ると前方と後方から10体ずつ、大勢の小型の人影のようなものが飛び出してくるよ。どうやらゴブリンのようだ(ふっふっふ。これだけいれば「スリープ」も怖くないぞ)。

マディ・ラット:ゴブリンなら、どうせ昨夜の仕返しでしょ。

フリージア:そのまま前方の10匹を轢き殺します。

DM:…。

アルフレッド:マスター、チャージ(騎馬による突撃)は出来るのかな?

DM:(まったく、何ちゅうヤツらじゃ!)…うーん、チャリオット(戦闘用馬車)ならまだしも、普通の馬車だからなぁ。ダメ。

フリージア:「スリープ」で眠らせて、そのまま突っ込むってのはどうかしら?

マディ・ラット:よし、それでいこう。

DM:戦う気ならば、イニシアチブのチェックだ。…来なさい!

フリージア:4です。

DM:こっちは3。どうぞ。

フリージア:「スリープ」です。

DM:えい(コロコロ…)、7匹寝た。

マディ・ラット:このまま突っ切っちゃおう。

アルフレッド:バトル・アックスで切りつけるのは、あり?

DM:バトル・アックスは両手持ちだから、ラウンドの最後に処理で、かつ走ってる馬車から一人でゴブリンたちの中に落ちる状態になるけど、それでもいいならどうぞ。

アルフレッド:やめとこう。

DM:他のみんなが行動しないなら、ゴブリンの反撃だ。さ~て、まずは誰を狙ったかな?(サイコロを振る)ゴーダに1本、商人の一人に2本の矢が飛んでくる。

ゴーダ:ダメージは?

DM:ゴーダに向かって放たれた矢は逸れてった。商人には2本飛んできたうち、1本がささって重症だ。

ゴーダ:レベル1のクレリックは呪文が使えないから、助けられないなぁ。



 クラシック『D&D』の僧侶(クレリック)は、レベル2から魔法の呪文が使えるようになるんだけど、レベル1だとターニング・アンデッド(除霊)くらいしか特殊能力が無いんだよね。トホホ…。



フリージア:このまま逃げましょう。

ゴーダ:O.K.。馬車は一目散にゴブリンたちから走り去り、村目指して街道をひた走る。やがて夕日が当たり一面を朱に染める頃、商人が「仲間の手当てもしたいし、ここらで野営しませんか?」と言う。

アルフレッド:賛成だ。酒を飲むぞ。

オックス:酒だ、酒だーっ。

DM:あの~、旦那がた、また襲撃があるといけない。今夜はほどほどに…。

アルフレッド:わかってるって!



 こうして夜は更けてゆく。
 冒険者たちは見張りを立て、交互に休息を取る。

 彼らはまだ知らなかった。忍び寄る復讐者の影がある事を…。



 つづく。
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